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Google Cloud Professional Data Engineer の資格を取得した

ここ数年、毎年ひとつ以上は何かの資格を取ることを目安に動いているのですが、今年は Google Cloud の Professional Data Engineer にしました。

2021/9/19 に受験し、翌日の 2021/9/20 に認定を受けました。資格の有効期間は 2年間です。再受験のときには忘れていそうなので、試験準備でやったことをまとめます。

前提

  • GCP歴 9ヶ月
  • 業務では BigQuery や Cloud Composer を使用

問題集

Udemy: Google Cloud Professional Data Engineer - Practice Test 2021

模擬試験 3回分がセットになっているコースです。ちょうど見かけたときにセールをやっていたのと、問題のアップデートが適宜なされているようでしたので購入しました。デバイスを問わず続きからできるので、便利でした。

模擬試験では制限時間が設定されていますが、実際の試験では時間が余るという話があったので、無視して時間無制限でひととおり解きました。これを最初にやって、知らない・わからない分野を把握するのが目的でした。間違ったところは解説を読んで、それでもわからなかったところは公式のドキュメントにあたる、というのをやりました。

www.udemy.com

Official Google Cloud Certified Professional Data Engineer Study Guide

教科書と問題集がセットになっている書籍です。これの Kindle 版を購入しました。2020 年発売なので、結構新しめです。

目当ては問題集で、全部で150問くらいありました。解説も丁寧なほうだと思います。これを模擬試験同様に、間違ったところを公式ドキュメントで調べる、というのをひととおりやりました。

教科書の部分については、各分野しっかり解説されていて良い感じなのですが、準備期間の都合でほとんど読みませんでした。唯一読んだのは、章末の Exam Essential というコーナーです。大事なところに絞って箇条書きしてくれているので、試験の直前に眺めるのに便利でした。

参考資料

公式ドキュメント

やはり公式が最新かつ最も網羅的です。最新の内容である英語版を読むと間違いが少なくなると思います。

cloud.google.com

Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門

2021年発売の、Google Cloud 勤務の方々が中心となって執筆された書籍です。資格対策というよりは業務の延長で手元にあったのですが、試験範囲の一部を日本語で学べる書籍です。

gihyo.jp

所感

こういった種類の試験につきものなのですが、問題文の日本語が大変特徴的です。たまに文章として成立していないケースもあったりして、試験とは直接関係のない種類の読解力が試されます。

いつも、"日本語の問題文から機械翻訳前の英語を推測する"を頭の中で繰り返しているのですが、余計な負担がかかるので「最初から英語で受ければよかったのでは...」と試験中に思いました。特にこの資格の対策本は日本語版が少ないので、抵抗がない場合は英語で受験するのも手かもしれません。